ベスパの「プリマベーラ」と「スプリントS」シリーズがモデルチェンジ、新型がEICMA2023で登場
最新エンジンを搭載、各部の装備もアップデート
ピアッジオグループは2023年11月7日、モデルチェンジを遂げたベスパの「プリマベーラ」と「スプリントS」シリーズをEICMA2023(ミラノショー)で公開した。 【写真はこちら】ベスパ新型「プリマベーラ」の全体 イタリアンスクーターの象徴的存在であるベスパ。地元のモーターサイクルショーとなるEICMAで、新型「プリマベーラ」「スプリントS」の2シリーズが堂々デビューを果たした。日本でも長年販売されている人気のシリーズで、現地ではそれぞれ、50cc・125cc・150ccの単気筒エンジンを搭載したモデルが展開されている。 今回のモデルチェンジでは、欧州の排ガス規制EURO5+に対応した最新エンジンを搭載。スタイル面では、ホイールやグリップ、レッグシールドのバックプレートなどが変更された。灯火類はすべてLEDで統一されている。 メーターはアナログ+デジタル混合の新たなものを装備。プリマベーラの上級モデル「プリマベーラ テック」には、5インチのTFTディスプレイが採用された。 日本未発売の電動モデル「プリマベーラ エレクトリカ」「スプリントS エレクトリカ」も、バッテリーを着脱しやすくするなどの進化を遂げている。
webオートバイ編集部