「スイセン」を食べて食中毒に 有毒植物の誤食で厚労省が注意呼びかけ
身近な植物をむやみに食べない
厚労省や長野県は有毒植物の食中毒を防ぐポイントとして以下の3点を挙げています。 (1)よく分からない植物は絶対に採らない、食べない、売らない、人にあげない(新芽や根だけで種類を見分けるのは困難) (2)食べられる山菜の特徴を完全に覚える(専門家などの指導で正しい知識と鑑別法をマスターする) (3)身近な植物をむやみに食べない
特に身近な植物でも有毒成分を含むものとしてスイセン、スズラン、フクジュソウ、レンゲツツジ、アジサイなどがあるので、むやみに食べないよう指摘。また、山菜採りのシーズンを迎え、「例年、山菜と間違えてハシリドコロやトリカブト、バイケイソウなどを誤って採取、誤食しての食中毒も発生している」と、山野での採取にも注意を呼び掛けています。 (※写真は長野県と厚労省のHPから)
----------------------------------- ■高越良一(たかごし・りょういち) 信濃毎日新聞記者、長野市民新聞編集者からライター。この間2年地元TVでニュース解説