「嬉しかった」最高の再スタート切った伊東純也、代表復帰戦での大歓声に「モチベーション上がりました」
日本代表MF伊東純也(スタッド・ランス)が、久々の代表戦での活躍を振り返った。 性的暴行疑惑が浮上し1月のアジアカップ以降は招集がなかった伊東。9月の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦う日本代表には7カ月ぶりに選ばれた。 【動画】伊東純也の代表復帰戦ゴール! 左足シュートが吸い込まれた 5日にホームで行われた初戦の中国代表戦に臨むと、ベンチスタートとなった伊東は4点をリードした63分から途中出場。77分に左足で放ったシュートがディフレクトしてゴールに吸い込まれると、前田大然、久保建英のゴールもお膳立て。1ゴール2アシストの活躍で、7発圧勝に貢献した。 試合後に自らの得点について語った伊東は、「ゴールを取れたのは相手に当たってラッキーだったんですけど、良かったと思います」とコメント。久しぶりの代表戦で大きな歓声があがったことについては、力になったと述べた。 「やっぱりモチベーション上がりましたし、嬉しかったですし、ゴールを取ってやろうと本当に思っていました」 「(スタンドに頭を下げるような仕草は)自然に出たんですけど、本当にありがとうございますだったり、今日の声援だったり、そういう部分だったんじゃないかなと思います。意図的にというより自然に出ました。思った以上に声援はすごかったなと思いますし、嬉しかったですね」 「(ゴール後は)喜ぼうと思ったらみんなが周りにいたんで、さっき映像で見たんですけど、ベンチのメンバーもめちゃくちゃ喜んでくれてましたし。チームメイトも、スタジアムのみなさんも喜んでくれたみたいで本当に良かったなと思います」 「やっぱりゴールを取った時は嬉しかったですし、今までより周りの人たちが喜んでくれたんで、より自分も嬉しかったなというのはありますね」 また、パフォーマンス面も振り返り、問題なく再合流できたとコメント。前田へのアシストも狙い通りだったという。 「入る前から良い流れだったんで、そこに乗り遅れないようにっていうところで今日は入れたかなと思います」 「スムーズに入れましたし、連携の部分もうまく出来たと思いますし、アシストのクロスの部分も大然ならあそこ入ってくるだろうっていうところにうまくできたので、良かったんじゃないかなと思います」 後半アディショナルタイムの久保へのアシストも回想。強い要求があったため、任せる判断に切り替えたとのことだ。 「自分で打とうと思ったんですけど、タケが本当に叫んでいて、ずっと(笑)。試合後に言ったら『自分もゴール取りたかった』って言っていたんで。自分が打ったら(相手に)当たる確率もあったんで、タケに落として任せてみようかなと思ったら入った。あのアシストはラッキーというか。タケのゴールですけど」 「純也くん、純也くん、純也くん、純也くんってずっと言ってました(笑)。めちゃくちゃ聞こえてて、結構高いボール上がってきて、トラップしてシュートを打とうと思ったんですけど、タケの声がすごかったんで、これは落とそうかなと、落として。ちゃんと決めてくれたんで本当に良かった」 難しい時期を乗り越え、最高の再スタートを切った伊東。最終予選に向け、準備は万端だったようだ。 「悔しい時間もありましたけど、チーム(スタッド・ランス)でうまくやって、代表では上手くコミュニケーション取れていて、最終予選からしっかりやるとなっていたんで、そこをしっかりできれば良いかなと思ってました」
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