【魔入りました!入間くん】DEVIL’S PARTY! オフィシャルレポート!
昨日2024年11月17日(日)に東京・文京シビックホール 大ホールで開催された、アニメ『魔入りました!入間くん』初のリアルイベントである「スペシャルイベント DEVIL’S PARTY!(通称:デビパ)」のオフィシャルレポートが到着。 【関連画像】ステージに集合したデビパ出演者たち 『魔入りました!入間くん』は、大悪魔サリバンの孫となり彼が理事長を務める悪魔学校に通うことになった人間の少年・鈴木入間の、悪魔学校でのドタバタな奮闘と成長を描く、 “魔界” 学園コメディー。アニメは、NHK Eテレにて、2019年10月~第1シリーズ、2021年4月~第2シリーズが放送され、2022年10月~第3シリーズが放送。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店刊)で連載中の西 修先生による同名漫画が原作で、コミックス累計発行部は1500万部を突破。幅広い世代から支持を得る大ヒット作品だ。 イベント出演者は、アニメ版でお馴染みの豪華声優陣、村瀬歩(鈴木入間役)、木村良平(アスモデウス・アリス役)、朝井彩加(ウァラク・クララ役)、早見沙織(アザゼル・アメリ役)、斎賀みつき(オペラ役)、東山奈央(クロケル・ケロリ役)に加え、原作者である西 修先生が特別出演し、本作の第1シリーズのエンディングテーマを担当した芹澤優も出演。 第1シリーズ~第3シリーズのアニメシリーズを映像や台詞とともに振り返る時間はもちろん、本イベントのために西 修先生が書き下ろしたスペシャルストーリーでの朗読劇、アーティストたちによるスペシャルライブなど、満員の観客を前に、この日1日限りでしか叶わない奇跡のステージが展開された。 ではオフィシャルレポートを! 詰めかけた大勢の観客の歩幅にきしむ、コルクタイルの床。客席からステージを見上げる瞳のきらめきと、幕開けの予感にはやる声が、待望の “その時” への期待を押し上げる。 来年創設25周年を迎える堅牢かつ豪奢な文京シビックホール 大ホールにて、アニメ『魔入りました!入間くん』DEVIL’S PARTY!がついに幕開けの時を迎えた。 NHK Eテレにて、2019年~2022年まで放送された人気アニメの初のリアルイベントとあって、昼の部・夜の部ともにチケットは完売。出演者は、アニメの声を担当する村瀬歩(鈴木入間役)、木村良平(アスモデウス・アリス役)、朝井彩加(ウァラク・クララ役)、早見沙織(アザゼル・アメリ役)、斎賀みつき(オペラ役)、東山奈央(クロケル・ケロリ役)に加え、原作者の西 修先生も特別出演、第1シリーズエンディングテーマを担当した芹澤優も出演し、満員の観客を前に、1日限りの特別なイベントを繰り広げた。 ファミリー層を中心とした超満員の客席に見守られながら、いよいよイベントがスタート。アニメの世界に誘うように影ナレが会場に響くと、特別なひと時に期待を寄せる、観客たちの密やかな緊張が客席に広がる。悪魔学校バビルス校歌のVTRが流れ、村瀬ら出演者がステージに登壇すると、観客の興奮も最高潮に。 初のイベント開催にあたり、まずは出演者が一言ずつ挨拶。主人公・鈴木入間役の村瀬は「鈴木入間役の村瀬歩です!本日は楽しんでいきましょう!」と元気いっぱいに挨拶。アスモデウス役の木村良平が「配信、会場のみんなも校歌、歌ってくれましたか? 今日は楽しんでいきましょう」とキザにキメると、クララ役の朝井彩加は「今日は『魔入りました!入間くん』初のイベント、最後まで楽しんでいってください!」と客席に笑顔を向けた。特別出演の原作者・西 修先生が荘厳な音楽の中で呼び込まれ、「原作の西 修です。ここにいる皆さん、入間くんが好きな方々なんですよね? あったけーです」と生みの親ながら感慨深い様子。 MCの郷田ほづみより、本イベントのために西 修先生からオリジナル朗読劇と入場特典のイラストが描き下ろされた事が説明されると、客席から歓声が上がる一場面も。 本イベントへの意気込みについて、村瀬は「最初の校歌斉唱、皆さんできるのかな? って思ったら、お客様みんな歌ってるんです! 我々も第1シリーズの最終話で歌ったんですけど、そうそうこのパート難しかったんだよね、とか思い出していました」と本編を回想しながら語った。 挨拶が終わると、事前に実施されたファン投票をもとに、人気のエピソードやストーリーを振り返る「シリーズふりかえりデビデビレビュー」のコーナーがスタート。特に人気の高かった6つのエピソードを、ランキング形式で6位から3位まで発表。続いては、振り返りコーナーで紹介したシーンに関連した「超難問抜き打ちテスト」型のクイズを出題する「ウルトラ魔二悪クイズ」のコーナー。そして、いよいよ「シリーズふりかえりデビデビレビュー」2位と1位の発表。 続く原作・西 修先生書き下ろしによるオリジナル朗読劇では、くしゃみをすると人格が入れ替わる “デビル風邪” を患ったキャラクターたちが捧腹絶倒の会話劇を展開。声優陣の “熱演” に、観客は笑いの渦に引き込まれた。 スペシャルライブでは、第1シリーズエンディングテーマ担当アーティストの芹澤優がトップバッターとして登場。オリジナルグッズのリングライトで光の海と化した客席を前に、声優アイドルユニット「i☆Ris」のメンバーとしても活躍する芹澤が、第1シリーズのエンディングテーマの『デビきゅー』をキュートかつコケティッシュに歌唱。印象的な手振りで話題となった “デビきゅーハンド” を多用したダンスを交えたステージングで、観客を魅了。続いては、クララ役の朝井彩加が『クララランド~奇跡のちゅちゅちゅ~』をポップに歌唱すると、リングライトの海はいっそうさざめきを強めた。最後は、くろむ役の東山奈央が『くろむメドレー』をエネルギッシュに熱唱。観客をひと際盛り上げ、ライブパートは興奮のうちに終了した。 ライブ後、再びキャスト一同がステージに登場し、イベントの感想を発表。村瀬は「入間くんに関わって5年、こんなイベントが開催できて本当に幸せだなと思っています。前に(木村)良平さんと2人でトークイベントをした時に、僕たちだけじゃなくてみんなで喋りたいねって話してたので、すごく嬉しいです。個性が強いキャラクターと出演者たち、そしてスタッフの皆さんもとても入間くん愛にあふれているので、またさらに大きな会場で開催できちゃったりしたりとか!?」と茶目っ気たっぷりに観客に投げかけると、会場には大歓声が鳴り響いた。そして、出演者一同が「魔入りました!」と客席に投げかけ、観客が「入間くん」と答えるコール&レスポンスも行われ、ステージと客席の心が一つに。初開催となった “デビパ” は大盛況のうちに幕を閉じた。 イベント終了後、ステージが暗転し、アニメ『魔入りました!入間くん』第4シリーズの制作決定も発表。会場全体が嬉しい悲鳴に包まれた。 2024年12月1日(日)までアーカイブ配信されるので、イベントに参加できなかった方はこちらでお楽しみを。参加した方も感動を再び味わってみよう。 (C)西修(秋田書店)/NHK・NEP
アニメージュプラス 編集部