活動終了のCHAI、“NEOかわいい”という言葉に「メンバーも全員救われた」 今の心境をマナが語る
CHAI・マナが語る、いちばんの思い出
番組後半には電話でマナが登場。放送翌日に活動終了する今の心境を訊かれると「4人は明るい未来に向かっていく気持ちなので、すごいワクワクと悲しさが同じくらいの感じ」とマナは答えた。 あっこゴリラ:あらためて、マナの口から活動終了への思いを聞きたい。 マナ:詳しい内容とかそれぞれのメンバーの思いはライブ後に言おうということで、CHAIとしては「NEOかわいいをフォーエバー(=かいさん)」しますって言っときます。 あっこゴリラ: NEOかわいいはフォーエバーだよね。バンド活動は終われど、作品はいっぱい残ってるから。 マナ:そうなの。 あっこゴリラ:マナ的にCHAI時代の今思ういちばんの思い出は? マナ:最初、東京に上京したときに4人で暮らしてて。2DKに。あの時代がいちばん思い出深いかな。すごい狭い4.5畳のリビングに狭い机にIKEAで買ったボロボロのイスで、4人でご飯食べてて。それがいちばんの思い出だね。 あっこゴリラ:いい話。積み重ねてるんだよ。 マナ:みんなそうだよ(笑)。 これまで『SONAR MUSIC』に多く出演してきたCHAI。4人をよく知るあっこゴリラは「このタイミングで解散ってもったいないって思うけど、それを選択するところもすごく素直で本音なんだろうな」と感じたという。 マナ:基本的にうそをついて何かやるって4人とも無理なタイプだから、もちろん誰かが言い出したきっかけでこうなったんだけど、それもやっぱり本音だったし、すごい4人で助け合ってきたからこその感覚だったから、本当に本音。
次はみんなを愛すことをいちばんにしたい
マナはこれまでの活動を振り返り、「最初はNEOかわいいって何ってところから始まって、途中CHAIが広まったときにNEOかわいいって言葉だけをみんな知っていてCHAIを知らない人もけっこういた」と明かす。 マナ:その後に、みんながNEOかわいいを理解してくれて。実はそこにルールがあるんじゃないかとか、そういう風に思ってた方もいたみたいで。でも今はライブでお客さんからNEOかわいいって言ってくれるようになったので、広まったって思った。最初は全然普通じゃなかったから。なんでそんなに自虐するんだって言われてた。 あっこゴリラ:逆にね。 マナ:目が小さいとか鼻が低いとか歌詞に入ってるから。でも実際にそうで、それが歌いたかったから音楽をやってるし。だけどそれが今は普通になってるからうれしい。 小田部:それが広まってきた今、CHAIは今後どういうことが生きて行く上で大切になると考えてますか? マナ:NEOかわいいの中にはいろんな思いとか気持ちとかがあって、それを付けたんだけど、今となってはこの言葉が家族みたいな感じだから、この言葉があったおかげで私自身も救われたしCHAIのメンバーも全員救われたし、だから次はみんなを愛すことをいちばんにしたい。セルフラブもすごく大事だけど、それよりもみんなを思って愛したいって思うようになりました。 最後にマナのセレクトで『N.E.O.』をオンエアした。 J-WAVE『SONAR MUSIC』は、月~木の22:00-24:00にオンエア。