フラガールキャプテン・マーラエさん…有終の舞 「あっという間の10年間」
スパリゾートハワイアンズ(いわき市)のダンシングチーム「フラガール」のキャプテンを務めるマーラエ穂里(みのり)さんが28日、ラストステージに臨み、約10年間のフラガール生活に幕を下ろした。穂里さんは「10年間はあっという間だった。今までの感謝を込めて踊りたい」と思いを語った。 穂里さんは川崎市出身。2014年4月に常磐興産に入社し常磐音楽舞踊学院の50期生になった。同年7月の同学院50周年記念東京公演でステージデビューし、全国の災害被災地への慰問キャラバンにも参加。新型コロナウイルス禍では感染予防の啓発活動を担った。21年にソロダンサー、23年に第19代キャプテンに就任し、約40人のメンバーをまとめた。 この日は、通常の3回のショー全てに出演したほか、特別に企画された引退記念ショーに登場。ステージデビューした際の曲など、自ら選曲した踊りを披露し、会場から大きな拍手を受けていた。 後任の第20代キャプテンにはレヒヴァ由妃さんが就く。穂里さんは「これからもダンシングチームを温かく応援してくれたらうれしい」と呼びかけた。
福島民友新聞