橋下徹氏、斎藤元彦氏の再選に「有権者がメディアで報道していない部分を判断、非常に重い結果」「一番だらしないのは兵庫県議会」と言及
元大阪府知事で弁護士の橋下徹さん(55)が18日、フジテレビ系朝の情報番組「めざまし8」に生出演。17日投開票の結果、前職斎藤元彦氏(47)が再選を果たした兵庫県知事選について言及した。 ◆『斎藤元彦』に若者が熱狂、10代、20代に響いて圧勝【写真、年代別グラフも】 橋下さんは、斎藤氏が知事に返り咲いた選挙結果について「小手先の戦略とかSNSの効果だとかそういう表面的なことではなくて、しっかりと兵庫県民の有権者が情報をもとに自ら判断した結果で、ものすごく重いことだと思います」と指摘。 その上で「各地上波の番組は、ちゃんと裏取りを確認しながらバランスをとって報道してますけれども、他局を含めて全体的にみると、圧倒的に斎藤さん批判の情報が多くて、量的にバランスを欠いていた」と既存メディアの報道姿勢を批判。「そこをSNSが補って、事実がどうか意見はあるにせよ、地上波で報道してなかった部分を有権者がそれを受けて判断したことですから、非常に重い結果」と述べた。 一方で、「であったとしても、ぼくは斎藤さん、権力者としての問題点、多々あると思っていますので、それは指摘し続けていこうと思っています。一番だらしないのは兵庫県議会だと思っていますので、あとで指摘させてもらいたい」と語気を強めた。 X(旧ツイッター)では「橋下徹がいうようにこの兵庫県知事選挙が、ほんとうの選挙だと思いますね」「橋下さんの客観的なコメントがとても良いな」「橋下徹氏が言うように若者を中心とした民衆の“反マスコミ”的な意味合いはあるかもね」「大手メディアの情報の出し方へのという橋下徹さんの話は、正しい」といったコメントが見られた。 知事失職に伴う兵庫県知事選は17日投開票され、無所属の前職斎藤元彦氏(47)が、元尼崎市長稲村和美氏(52)、日本維新の会を離党した前参院議員清水貴之氏(50)ら無所属6新人を破り再選した。
中日スポーツ