秋野地銀協新会長、緩やかな金利上昇メインシナリオ-利払い負担増も
(ブルームバーグ): 全国地方銀行協会の秋野哲也会長(常陽銀行頭取)は12日の就任会見で、国内金利の見通しについて「緩やかに上昇するのがメインシナリオ」と述べた。一方、金利上昇に伴い企業などにとっては、借り入れの利払い負担が大きくなるのは事実とも語った。
日本銀行によるマイナス金利政策の下、地銀業界では保有債券や貸し出しの残存期間の長期化が進んだと指摘。同政策が解除され、金利が復活する中、今後は変動金利での貸し出しなど金利上昇に対応した資産構成を進めると述べた。
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Taiga Uranaka