掃除の頻度はどのくらいが一般的? 毎日掃除機を利用した場合の年間費用を解説
掃除の頻度は家庭ごとに異なりますが、一般的にはどの程度が理想的なのでしょうか。特に毎日掃除機を使用する場合、電気代やメンテナンスコストが気になるところです。この記事では、掃除の適切な頻度と、毎日掃除機を使用した場合の年間費用について詳しく解説します。 ▼エアコンを「10時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 電気代を抑える方法も紹介
家の場所別による掃除の頻度
株式会社プラネットは4000人に対し、インターネットを通じて家の掃除に関する意識調査を実施しました。掃除の頻度を場所別にたずねた結果は表1の通りです。 表1
出典:株式会社プラネット「掃除の頻度調査の結果」を基に筆者作成 最も毎日掃除される割合が高いのは「キッチン周り」(29.7%)であり、次いで「浴室」(26.8%)、「床や畳」(17.9%)となっています。日常生活で頻繁に使用し、衛生管理が重要視されていることが分かります。 「窓・網戸」や「ベランダ」は、半年に1回や年に1回といった低頻度での掃除が目立ち、特に「ベランダ」(34.5%)と「窓・網戸」(26.4%)は「全くしない」と答えた割合も高いです。これらの場所は汚れが目立ちにくく、日常的な掃除の優先度が低いことが影響していると考えられます。 ■使用している掃除機のタイプ 最近の掃除機は多様なタイプが揃っていますが、どのタイプを使用しているのかを調査したところ、最も使用率が高かったのは従来の「キャニスター型(コード式)」で、全体の58.5%を占めました。次いで人気だったのは「スティック型(コードレス)」で、35.5%の家庭が使用していることが分かりました。 キャニスター型以外では、コードレス式の掃除機が多くの人に選ばれている傾向が見られます。
掃除機の電気代
掃除機の電気代は、機種や型番によって異なります。掃除機における電気代の計算方法は次の通りです。1kWhあたりの電力量料金は31円/kWhで計算します。 電気代=消費電力(W)÷1000×1日の使用時間(時間)×1kWhあたりの電力量料金(円/kWh) この式を使って、掃除機の電気代を簡単に計算できます。掃除機のタイプ別に電気代を詳しく見ていきましょう。 ■紙パック式掃除機の電気代 紙パック式掃除機の電気代を見ていきましょう。 最大消費電力:1170W 1日の使用時間:20分間 (0.33時間) 電気代を算出すると 1日あたりの電気代:1170W÷1000×約0.33時間×31円/kWh=約11.97円 1ヶ月あたりの電気代:11.97円×30日=359.1円 1年間の電気代:359.1円×12ヶ月=4309.2円 1年間の電気代は約4309円になります。 ■サイクロン式掃除機の電気代 次にサイクロン式掃除機の電気代を計算します。 最大消費電力:850W 1日の使用時間:20分間 (0.33時間) 1日あたりの電気代:850W÷1000×約0.33時間×31円/kWh=約8.69円 1ヶ月あたりの電気代:8.69円×30日=260.7円 1年間の電気代:260.7円×12ヶ月=3128.4円 1年間の電気代は約3128円になります。
キッチン周りや浴室は衛生管理のために毎日掃除する家庭が多
掃除の頻度は家庭やライフスタイルによって異なりますが、キッチン周りや浴室は衛生管理のために毎日掃除する家庭が多いです。1日20分間毎日掃除機を使用すると、年間の電気代は約4300円になります。 ただし、この金額は掃除頻度や機種によって異なります。 出典 Prtimes FromプラネットVol.214<家の掃除に関する意識調査> 全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A 日立 かるパック CV-KP90H 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部