「貼るカイロ」どこに貼れば効果的?貼る、貼らない、温かさはどっちが長く続く?低温やけどには要注意!
寒い冬に活躍する使い捨てカイロ。いまではおなじみの使い捨てカイロですが、もともとは繰り返し使えるオイルカイロが愛用されていました。代表的な商品「ハクキンカイロ」は今年で100周年だそうです!一方、手軽で便利な使い捨てカイロには、貼らないタイプと貼るタイプの2種類がありますが、後者の場合、貼る場所によってより効率的に全身を温めることができたり、体の凝りを解消したりといった効果も。この記事では、貼るカイロの使い方と、貼るのにおすすめの部位、そして低温やけどについてご説明します。 【写真】カイロの種類 * * * * * * * ◆貼るカイロの使い方 貼らないカイロとの使い分け貼るカイロと貼らないカイロで大きく異なるのは持続時間です。メーカーや種類によっても異なりますが、貼らないカイロが10~24時間程度温かさが持続するのに対し、貼るカイロの場合は10~14時間程度です。これは、貼るカイロが貼らないカイロよりも薄い作りで、中身の量が少ないためです。 貼らないカイロは手元を温めたいときや長時間温まりたいときに、貼るカイロは特定の部位をピンポイントで温めたいときに向いています。お腹や足先など、冷えが気になる部位がある人は貼るカイロを選ぶとよいでしょう。 注意したいことカイロは使い方によっては低温やけどを引き起こすおそれがあります。貼るカイロを使用する場合は以下の点に注意してください。 ・肌に直接貼る 一般的に、貼るカイロは服に貼って使用する想定で作られているため、肌に直接貼ってしまうと低温やけどを引き起こすおそれがあります。 ・就寝時に使う 保温性が高い布団の中ではカイロが高温になりやすくなります。また、就寝中は熱さに気づきにくいため、重度のやけどを負ってしまうリスクが高まります。 ・暖房器具(電気毛布、こたつ、ストーブなど)との併用 通常よりもカイロが高温になり危険です。 その他にも、子どもや高齢者、皮膚の弱い人、糖尿病などで温感や血行に障害のある人も使用の際は注意が必要です。 また、カイロはメーカーや種類によって使用方法が異なります。事前にパッケージの説明をよく読んでから使用するようにしてください。
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