ショップ店員に聞く! イチ推しキャンプギア「焚き火」に強いTC生地を使った「テンマクデザイン」のワンポールテント
たくさんのキャンプ道具と日々接しているアウトドアショップの店員さんに、いま注目しているおすすめ製品を紹介していただくシリーズ。今回は、WILD-1越谷レイクタウン店のキャンプ担当、田邉尚也さんに、「少人数で快適に過ごせるテント」をテーマに、注目のアイテムを選んでいただきました。 【写真】簡単に設営できるテンマクデザインのワンポールテントを見る(全7枚)
抜群の遮光性と通気性を兼ね備えたワンポールタイプ
キャンプ道具をいろいろと揃えるなかで、やはり一番じっくりと選びたいのがテントではないでしょうか。見た目(デザイン)はもちろんのこと、設営や撤収のしやすさ、居住性のよさ、出入りのしやすさ、メンテナンスなどなど、チェックポイントは実に多岐にわたります。 少人数での利用で考えると、とくに扱いやすさが気になるところでしょう。そこで田邉さんがセレクトしたのが、テンマクデザインの「サーカスTC+」(4万3780円※税込)です。 「これは、五角形のワンポールタイプです。設営が簡単で、抜群の遮光性と通気性を兼ね備えています」(田邉さん)。出入口は2ヵ所あって風通しもよく、トリプルファスナー仕様(スライダーが3つ)というのも特徴的です。
素材には火の粉の穴あきにも強い「TC生地」を採用
素材には、綿(コットン)とポリエステルを混ぜた「TC生地」を使っています。「遮光性が高く、結露しにくく、しかも、火の粉の穴あきにも強かったりと、じつにメリットが多い素材です」(田邉さん)。アウトドアにマッチするサンドカラーも人気だそうです。 設営の流れとしては、まずテント本体を広げて、五角形のベースとなる5ヵ所をペグで固定し、内部からポールをテント本体の頂点に差して立ち上げるといった手順です。設営サイズは、幅442cm×奥行き420cm×高さ280cmと、少人数でゆったり過ごすことができます。なお、内側にはインナーテントを張ることが可能で、本体を設営したあとに追加する形でセットします。
豊富なオプション類を組み合わせる楽しみもある
「サーカス」シリーズには、張り上げができるサイドフラップが付いたモデルや、生地の異なるモデルなど複数の製品が用意されています。先述したインナーテントをはじめ、グランドシートなどオプション類も豊富なので、いろいろと組み合わせる楽しみがあるのも、本シリーズの特徴です。「本体もオプションも、じつにたくさんの種類がありますので、お客様の用途や好みで選んでいただけると思います」(田邉さん) 例えば、「サーカスTC+」のバリエーションとして、「サーカスTC DX+」(5万2800円※税込)というモデルがあります。「こちらは、2ヵ所ある出入口の片方にサイドフラップが装備されていて、屋根のように前方に張り出すことが可能です」(田邉さん)。 フラップが必要な人は「TC DX+」を、不要な人は「TC+」を選ぶといったように、機能の有無などで選べるのがうれしいところですね。 とにかくたくさんのバリエーションがありますので、好みに合ったものが必ず見つかるでしょう。ワンポールというのもおしゃれですし、生地やカラーも特徴的ですので、ぜひ実物を確認してみてください。
吉田正之