「聡太くんは木登りが得意だった」意外なエピソードも 藤井聡太八冠 運命の叡王戦第4局 地元愛知・瀬戸市では熱い応援
CBCテレビ
5月2日、将棋の八大タイトルの一つ、「叡王戦(えいおうせん)」五番勝負の第3局。ここまで1勝1敗のタイで臨んだ愛知県瀬戸市出身、21歳の藤井聡太(ふじい そうた)八冠は、珍しく落ち着かない様子でした。手にした扇子を落としたり…天を仰いだり…そして。 【写真を見る】「聡太くんは木登りが得意だった」意外なエピソードも 藤井聡太八冠 運命の叡王戦第4局 地元愛知・瀬戸市では熱い応援 (藤井八冠) 「負けました」 大盤解説会の会場で見守ったファンも言葉を失う結末に。同学年の挑戦者、伊藤匠(いとう たくみ)七段に終盤一気に逆転されて、この五番勝負1勝2敗と先に王手をかけられた藤井八冠。去年の10月以来守ってきた「八冠」の座から陥落する「最大のピンチ」を迎えてしまったのです。 あれから29日…5月31日午前9時、千葉県柏市で伊藤七段の先手で始まった「運命の第4局」。タイトル4連覇を目指す藤井八冠はの前夜祭で. (藤井聡太八冠 前夜祭) 「スコア的には追い込まれて苦しい状況だが、しっかり集中して皆さんに最後まで楽しんでいただけるな熱戦にできるよう全力を尽くす」 一方、初のタイトル獲得に向けて先に王手をかけた伊藤七段は… (伊藤匠七段 前夜祭) 「(第4局は)シリーズとしては佳境といえる一局かと思う。自分としては久々に大きい舞台の対局と感じている。見る人に楽しんでいただけるような熱戦をお見せできれば」 (大石邦彦アンカーマン 31日午後1時) 「千葉県柏市に来ています。叡王戦第4局、まさに真っ最中です」 藤井八冠にとってまさに正念場となった大一番の舞台、千葉県柏市にも大勢の「藤井ファン」が…。中には、3年前、費用なんと250万円の「叡王戦見届け人」を務めた「将棋マダム」の姿も。30日の前夜祭にももちろん参加したそうです。 (大石アンカーマン) 「ちょっと気になっているのは、(藤井八冠は)表情が少し疲れていたかと」 (将棋マダム) 「元気でしたよ。リラックスしていて。本人は楽しそうだったので、普通に楽しく将棋を指すのではないか」 (大石アンカーマン) 「かど番だが?」 (将棋マダム)「勝つと思います」