大雪の影響広い範囲で 交通規制の解除進む【長野県飯田市】
南岸低気圧の通過に伴って長野県内では5日から6日にかけて大雪となり、飯田下伊那地域でも広い範囲で交通障害や雪害による停電などが発生した。一時全県に発表された大雪警報は6日午前0時過ぎに解除され、交通規制の解除も進んでいる。 中央道では中津川(岐阜県)―高井戸インター(東京都)が上下線で全面通行止めとなっていたが、6日午後1時現在、中津川―伊那インターは解除済み。ネクスコ中日本によると、伊那インター―岡谷ジャンクションは同日夕方ごろに解除する見通しという。 JR飯田線は伊那大島―辰野駅間の上下線で運転を見合わせていたが、同日正午過ぎに上下線で運転を再開した。 雪害による停電も相次いだ。飯田市や高森町、阿智村、阿南町、下條村、売木村で合わせて1700戸以上で停電が発生したが、同現在、飯田市上村の一部(10戸未満)を除いて復旧している。 飯伊では5日午前からまとまった雪が降り、飯田では6日午前0時までの24時間に10センチの降雪を観測。積雪は最大で6センチだった。