「九州コメフェス」開幕 銘柄米×おかず 組み合わせ楽しんで
福岡市のJR博多駅前広場で、九州産のご飯とおかずが集まる「九州コメフェス」が開幕した。炊きたてのご飯に加え、九州・沖縄各県から肉や野菜などを使った加工品や調理品が集合。来場者は熱々のご飯と特産品の組み合わせを楽しんだ。16日まで。 「食欲の秋」に米の地産地消を促そうと、駅前マルシェを運営してきたファンクスとJR博多シティが共催。農水省が後援した。 米は熊本県の「くまさんの輝き」を毎日提供。炊きたてを100グラム当たり100円で販売する。日替わりで九州各県の銘柄米も登場。初日は大分県産「コシヒカリ」の新米を振る舞った。 15のブースが出展し、166品のおかずが並ぶ。大分県でラーメン店を展開するLogStyle(大分市)は、廃棄されるニラの茎を使った調味料「必然のニラ醤油(しょうゆ)」を試食販売する。ニラの茎はJAおおいたを通じて毎週50キロを仕入れる。 同社の時松秀豊史社長は「しょうゆは地元の老舗の特製。ご飯に抜群に合う」とアピールした。
日本農業新聞