12周年を迎える「LIFE!」、内村光良とムロツヨシの対談が実現!
――お二人はプライベートでも飲みに行くほど仲が良いと伺いましたが、内村さんから見て俳優・ムロツヨシの魅力を教えてください! 内村 「仲良くなったのはここ数年ですね、コロナ禍が明けてから共通の知り合いを通して。ムロくんは、『(売れて)いっちゃったな』って。寂しかったですよ。俺と、ココリコ・田中(直樹)と、ドランクドラゴン・塚地(武雅)の3人だけは卒業しないけど、あとはみんな売れていっちゃうんですよ。でも、ムロくんみたいに活躍して、こうやって帰ってきてくれるのが、うれしいですね。果たしていつまで続けられるのか分かりませんが、もうちょっと(俺の)体が動くうちは参加してもらいたいです」 ムロ 「僕も『LIFE!』での経験がなければ(2023年大河ドラマ『どうする家康』で)豊臣秀吉になっていなかったでしょうから。座長もそうですけど、いろんなことを経験して、またその経験値を持って参加させていただけて、暴れたり、皆さんを支えられる人間になれたらいいなと思って過ごしています」 ――ムロさんから見て、内村さんの魅力はどう感じていますか? ムロ 「やっぱり変わらないですよね。柔らかくて、怒ることや声を上げることは一切ないので。その中でも、ずっとこの番組が続いて、緊張感やクオリティーが変わっていかないところは、内村さんが見せる背中の大きさだと思います。今回、3年ぶりに参加させていただいて、継続の素晴らしさを再確認しました。ずっとやってきた経験で、みんなに無言で伝えてくれてるところもあるんだろうなと思います。言葉ではないからこそ伝わっているものがあるんだろうなと思います」 ――コント番組が少なくなっている中で、「LIFE!」が続いている理由をどう考えていますか? 内村 「一時期、毎週やっていた時期は、危なかったですね。質が落ちていって、シリーズものばっかりで。これは疲弊していって危ないと思ったんで。やっぱり、約2か月に1回ぐらいのペースにしてから質が維持されるようになったのかなと。大変なんですよ、ネタを作り続けて生み出していくっていう作業。ごめんなさいね、真面目な話ばっかりで。でもこのペースが、続けられている理由ですかね」 ムロ 「生み出すことの難しさは嫌というほど分かっていますので作家さんも含めての準備力といいますか。台本、演出、アイデアを準備してくださったり、毎回しっかりと見てくれる方に新しいチャレンジや面白いものを届けたいという意思を持ってスタッフさんが準備してくれているからだろうなと思います」