【泣ける名作韓国ドラマ】韓ドラのプロが選ぶ! 一生に一度は観たい、泣けて心に沁みる良作ドラマ
SPUR.JPでは多くのブランドやアイテムの中から、皆さんにおすすめしたいとっておきの情報をご紹介してきました。このページではこれまでに公開した記事の中から、ひとつのテーマにフォーカス。 今回取り上げるのは【泣ける名作韓ドラ23選】です。 【写真】プロが選んだ、泣ける名作韓国ドラマ23選をもっと見る
『サムダルリへようこそ』/毎話に泣けるシーンを忍ばせる良質ヒューマンドラマ
シン・ヘソン×チ・チャンウクのヒューマンロマンスドラマの見どころをエディターKが解説。 チェジュ島・サムダルリを舞台とし、とある三姉妹とその家族、周囲の人間模様を丁寧に描き、全員(一部例外を除き)に感情移入できる。思えば毎話どこかのシーンで泣いていました。陸地ことソウルでフォトグラファーとしてようやく成功したサムダル(ヘソン)が冤罪で奈落の底に突き落とされる瞬間・その経緯とか、別れたあと8年もひたむきにサムダルだけを思い続けるヨンピル(チャンウク)の純粋さとか、海が連れていった最愛の妻を想い続けるヨンピルアボジの姿とか、自分のせいで親友を亡くしたと責め続けるサムダルオンマの葛藤とか、幼い頃の感覚にいつでも戻れる地元の友達の尊さとか、語り出したらキリがないくらい、あちらこちらに泣けるシーンが潜んでいる。特に私のイチオシ涙活ポイントは、三姉妹の末っ子でシングルマザーのへダル(カン・ミナ)の娘ハユル(キム・ドウン)。夫に先立たれたヘダルを思って、咄嗟に「姪っ子」と嘘を付いたり、ヘダルのために「私の夢は水泳選手」と話したり(でも本当は水が怖い)、大人びた姿に隠された本心が見えた瞬間、もう大号泣。「なんで韓ドラの子どもたちはこんなにいい子なの!?」と、また泣ける。
『もうすぐ死にます』/命の尊さを改めて考えさせられる作品
ソ・イングクをはじめ、豪華キャストが集結したヒューマンドラマの見どころをさすらいのライター山崎が解説。 失敗続きの人生に絶望し、自殺した男イジェ(ソ・イングク)が、“死”という存在のチュグム(パク・ソダム)の怒りを買い、“もうすぐ死ぬ”12人に転生させられ、それぞれの過酷な生と死を繰り返すというなんともブラックなファンタジーです。なるほど、ということは12回も死ぬわけだから、12回泣けるのね……と思うかもしれませんが、余命ものでもそうそう泣けない鈍な私。では何に泣くのか……。それはつまるところ、その底にしんしんと流れる人々の切なる想いの深さ、とでも言いましょうか。イジェが転生する12人を演じるキャストも豪華で、SUPER JUNIOR シウォン、『じれったいロマンス』ソンフン、『スノードロップ』チャン・スンジョ、『還魂』イ・ジェウク、『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』イ・ドヒョン、『彼女の私生活』キム・ジェウク、『悪鬼』オ・ジョンセなどなど主役級がズラリ。さらにイジェの恋人役は『ムービング』コ・ユンジョンだし。すべての回にドラマがあり、すべての回に感動があり、特にイ・ジェウク、イ・ドヒョンの回は涙必至。それにしても、登場して数分で死んじゃうシウォンやソンフン(彼はセリフもない)、主演なのに美味しい役どころの演技を12人に託すしかないソ・イングクをはじめ、このドラマの出演をOKした豪華な面々全てに感謝。素晴らしすぎます。