「進撃の巨人」の世界観を表現 ラッピング電車、博多-大分・別府駅間で8月下旬まで運行
大分県日田市出身の諫山創さんの人気漫画「進撃の巨人」のラッピング列車がJR博多-大分・別府駅間(久大線経由)の特急「ゆふ」を中心に運行を始めた。日田駅であった出発式には大勢のファンが詰めかけた。8月下旬まで。 リヴァイ兵長のメッセージがデザインされた「進撃の日田鮎(アユ)釜めし箱」のパッケージ 開催中の観光企画「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」の一環で、JR九州が進撃の巨人とコラボレーションした。 真っ赤な列車2両の側面に巨人と主人公らのイラストが描かれている。日田市内を人類の居住区、日田駅と天ケ瀬駅の間にある4カ所のトンネルを巨人から居住区を守る壁に見立て、巨人がトンネルに進入することで劇中の世界観を表現している。 日田駅に到着した列車は、約2分間の停車の後、田村直樹駅長の「進め!」の号令で出発。集まったファンも胸に手を当て「おう」の声で応えた。田村駅長は「進撃の聖地、日田で世界観に浸ってほしい」と話していた。