育成経験した巨人のドラ1右腕が覚醒か 防御率0点台で「昨年までと別人」
球界全体で大豊作のドラフト
体調のケアにも万全を尽くす。昨オフに週刊ベースボールの企画で必需品を聞かれると、「マッサージガンです。プロ1年目にジャイアンツ球場に置いてあったのを使ったところ、めっちゃ感触がよくて。ガンの中ではかなり高値の8万円ぐらいしたのですが、自己投資だと思って買いました。ほかのガンよりも深いところまで効くんですよね。ストレッチ中や家でのんびりしているとき、試合中のブルペンなど、ずっと使ってます。僕は僧帽筋に疲労がたまるので、そこを刺激することが多いです。使い始めてから疲れが残らなくなり、スッキリする感覚があります」と明かしていた。 平内が1位指名されたドラフトは、球界全体で大豊作だった。各球団のドラ1を見ると、栗林良吏(広島)、高橋宏斗(中日)、佐藤輝明(阪神)、伊藤大海(日本ハム)、早川隆久(楽天)、山下舜平大(オリックス)、鈴木昭汰(ロッテ)、木澤尚文(ヤクルト)、入江大生(DeNA)と一軍の主力選手がズラリ。2位以下も牧秀悟(DeNA)、伊藤将司、村上頌樹、中野拓夢(阪神)、矢野雅哉(広島)、藤井聖、内星龍(楽天)、育成枠で宇田川優希(オリックス)、水上由伸(西武)と逸材がそろう。ドラフト2位で入団したチームメートの山崎伊織はエース格に。平内も負けられない。信頼を積み重ね、「勝利の方程式」の一員になれるか。 写真=BBM
週刊ベースボール