【オリックス】小木田、平野佳離脱に続き宮城大弥も抹消「投げやりにならずに」水本ヘッド
オリックスに大きな痛手だ。宮城大弥投手（22）が10日、出場選手登録を抹消された。 【写真】宮城大弥の「超恥ずかしい」ショット 左肩付近に強い張りを感じていたため9日に神戸市内の病院を受診し、左大胸筋の筋損傷と診断されたと球団が発表した。8日の楽天戦（秋田）で負傷したとみられる。今季最短4回3失点で降板していた。今季ここまで6試合に登板。2勝4敗ながら防御率1・49の成績だった。 順当なら次回は中6日で15日ロッテ戦（沖縄）での地元凱旋（がいせん）登板となるはずだったが、無念の離脱。チームの先発陣では昨季新人王の右腕山下が不振で2軍降格しており、左右の両輪が不在という苦境に陥った。救援陣でもセットアッパー小木田、抑えの平野佳が離脱している。 チームは11日から首位ソフトバンクと宮崎、鹿児島での2連戦。借金3の5位から巻き返しを図る中で、宮城の故障は重くのしかかる。この日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎での練習前には、水本ヘッドコーチが「チームとしてやるべきことをやろう。イライラしても投げやりにならずに」などとナインにゲキを飛ばした。全員野球をモットーに掲げる中嶋オリックスの底力が試されている。
