ロッテ、佐々木朗希の米大リーグ移籍を容認 米球界が注目する165キロ右腕
ロッテは9日、佐々木朗希投手(23)の今オフのポスティングシステムを利用しての米大リーグ移籍を容認すると発表した。 【写真】小さなファンの視線を浴びながら…しゃがんで子供にサインするロッテ・佐々木朗希 佐々木は今年1月の契約更改会見で初めて「将来的にメジャーリーグでプレーしたい思いはある」と夢を明かした。それを受けて迎えた5年目の今季は右上肢のコンディション不良で2度の離脱はあったが、18試合の登板で初の10勝(5敗)をマーク。日本ハムとのクライマックスシリーズ(cs)ファーストステージでは第1戦を任されて8回5安打無失点で勝利投手となった。 シーズン中は全ての登板日にドジャースやヤンキース、メッツなど多くのメジャー関係者が視察に訪れ、投球をチェック。米大リーグの球団関係者や代理人が集まるGM会議でも佐々木の名前が多く挙がるなど動向に注目が集まっていた。その中で最速165キロ右腕が、今オフに海をわたることとなった。 ■ロッテ・佐々木朗希 「入団してからこれまで継続的に将来的なMLB挑戦について耳を傾けていただき、今回こうして正式にポスティングを許可していただいた球団には感謝しかありません。ロッテでの5年間はうまくいかなかったことも多かったですが、どんな時もチームメート、スタッフ、フロント、そしてファンの皆様に支えられながら、野球だけに集中してここまで来ることができました。一度しかない野球人生で後悔のないように、そして今回背中を押していただいた皆様の期待に応えられるように、マイナー契約から這い上がって世界一の選手になれるよう頑張ります」