【ソフトバンク】主砲が打点挙げれば無敗の“神話”21試合目で崩壊「切り替えてやっていけば問題ない」
◆パ・リーグ ロッテ7-1ソフトバンク(26日・ZOZOマリンスタジアム) 大勝すれば打線が湿る―。都市伝説ではないことをソフトバンクが証明してしまった。今季初の同一カード3連敗。21、22日の楽天戦で21―0、12―0と計33得点を挙げたが、ロッテとの今カードは1―3、0―2、1―7と、3試合でわずか2得点。村松打撃コーチは「打球角度をつけようっていうのが強いのかな。いいイメージを持ち過ぎてる」とナインに猛打爆発の残像があったことを指摘した。 8回2死一塁から山川が右中間フェンス直撃の適時打。移籍1年目の主砲が打点を挙げた試合は、ここまで19勝1分けの無敗だったが、21試合目にして初黒星となった。“神話”は崩壊したが、4番打者は「しっかり切り替えてやっていけば問題ない」。27日からは東京Dで巨人戦。「野球をやるのは一緒。僕は自分の打席をしっかりやるだけです」。チームが過去8度の優勝を誇る交流戦で巻き返す。(田中 昌宏)
報知新聞社