「色紙神対応」「チケ代無料」「ギャラなし」“無償”の愛で故郷を支える、福山雅治の献身
気になるフリーライブのギャラ
10月13日には、『スタジアムシティ』のこけら落としとして、福山の“フリーライブ”が開催された。 「福山さんの提案でチケット代が“無料”になったんです。53万人以上の応募があり、当選した2万5000人を会場に招待しました。長崎県内の各地で行われたライブビューイングやアプリでの生配信の視聴者数を含めると、31万6000人がこのライブを楽しんだそうです」 ライブは『HELLO』からスタートして、多くのヒット曲を披露。生まれ変わった地元を大いに盛り上げた。 「実はこの場所でライブをするのは、福山さんが“最初で最後”ではないかといわれています。スタジアムは隣接するホテルからも見下ろすことができるので、逆に言うと“見えてしまう”ということ。そのため、アーティストの公演には不向きなのです」(地元局関係者、以下同) 地元のJリーグチームの本拠地ということもあり、 「スタジアムには天然芝が敷かれています。ライブを行うと、大勢の人が足を踏み入れますし、機材の搬入出などで芝が傷んでしまうことは避けられません。かといって、頻繁に芝の張り替えを行うのも難しいですからね……。今回の福山さんのフリーライブ後にも芝の張り替えが行われるのですが、かなりの費用がかかるんだとか」 ちなみにこのライブ、観客は無料だったけれど、まさか福山も……? 「『ランタンフェスティバル』は“ノーギャラ”でしたが、『スタジアムシティプロジェクト』に関しては、しっかりギャラは発生していますよ。ただ福山さんの献身的なPRのおかげで、支払った金額以上に経済効果があったのは間違いないでしょう」 福山にとって長崎は“最愛”の場所に違いない。