ギミック搭載の新作ヘビーアウター5着【「冬の大本命」アウターとスニーカー】
防寒性に優れたヘビーアウターは冬の大本命アイテム。しかし、そのトレンドはここ数年で大きく変化しているという。「デタッチャブル」と「収納力」がキーワードと話すスタイリスト宇田川さんのおすすめアイテムとは? 【バックパックに変形できるアルクフェニックスの「コンボイジャケット」】 冬コーデの主役となるヘビーアウター。暖冬が続いた影響からか、今年はショート丈が目立つと宇田川さんは話す。 「以前と比べると冬でもそこまで寒くないので、ショート丈や袖・ライナーが取り外せるアウターが増えています。今まではハイスペックなダウンにTシャツを合わせるようなスタイルが流行っていましたが、近年はアウターにアウターを重ねて温度調整するスタイルがトレンド。すでに重ね着状態になっているアイテムも多く登場しています」 防寒性をとことん追求したアウターは都市部ではオーバースペック。それよりも1着でさまざまな状況に合わせて着回しが可能な、“変形するアウター”に注目が集まっているという。 「また、収納力もここ数年のキーワード。ポケットが工夫されていて、手ぶらで過ごせるようなアウターも人気です」 デタッチャブルと収納力。この2つの機能に着目して、お気に入りのヘビーアウターを見つけてほしい。 教えてくれた人:スタイリスト 宇田川雄一さん ファッション&モノ情報誌で活躍するスタイリスト。ビジネスからアウトドア、インテリアまで守備範囲が広い。
1. 自転車シーンで大活躍! 袖が取り外せる2WAYダウン
ザ・ノース・フェイス 「Enride Convertible Down Jacket」(5万2800円) 「半袖にした時もレイヤードが楽しめます。脇ポケットは外した袖を収納できるように大きめに設計されているのも好きなポイントです」(宇田川さん) 都市部の自転車乗りのために作られたコレクションの新作。袖が取り外せる2WAY仕様で温度調整が可能。襟にフードが格納されている。撥水加工を施したナイロン生地は、ダイニーマ繊維を格子状に織り込むことで耐切創性を向上。