クルゼフスキはポステコグルー・トッテナムで大きく成長した選手の1人か 「ようやくこのスウェーデン人選手の力を最大限に引き出している」
今季17試合で2ゴール5アシスト
アンジェ・ポステコグルーが就任して2年目を迎えたトッテナム。かねてよりポステコグルーは2年目に強いと自信を口にしていたものの、ここまではプレミアリーグで5勝1分5敗で10位に沈んでいる。 そんななか、英『GIVEMESPORT』は「アンジェ・ポステコグルーの下で最も成長したトッテナムの選手5人」というタイトルでトッテナムに注目している。DFペドロ・ポロ(25)、MFパペ・マタル・サール(22)、MFイヴ・ビスマ(28)、FWブレナン・ジョンソン(23)といった選手が名を連ねる中、「今シーズンここまでのトッテナムの成功に最も貢献した」選手としてデヤン・クルゼフスキ(24)の名前を挙げている。 同メディアは「ポステコグルーがようやくこのスウェーデン人選手の力を最大限に引き出しているのは明らかだ」と綴り、同監督就任後のクルゼフスキに注目している。 同選手はポステコグルー就任後、シュートの成功率が23.3%から34.9%に上昇しただけではなく、90分あたりのプログレッシブパス数も2.91から5.08に増加しているという。得点関与数で言うと、昨シーズンから今シーズンのここまでで公式戦56試合で10ゴール8アシストと目立っているわけではない。しかしチャンスメイクや守備での貢献を考えると、今ではトッテナムに欠かせない選手であることは間違いないだろう。 同メディアは「もしスパーズが今シーズン、トロフィーを獲得して終えたいのであれば、クルゼフスキはそのチャンスを手にするために極めて重要な存在となるだろう」と、成長続ける24歳への期待感を綴っている。 代表ウィーク明けにはマンチェスター・シティとのリーグ戦が控えているが、チームの攻撃の中心となるクルゼフスキはトッテナムを勝利に導くことはできるか。
構成/ザ・ワールド編集部