弁護側無罪主張「企画競争は公の入札にあたらず」KKR札幌医療センター 調剤薬局めぐる入札妨害事件の控訴審
HTB北海道ニュース
KKR札幌医療センター内の調剤薬局設置をめぐる入札妨害事件。1審で執行猶予つきの有罪判決を受けた薬局の運営会社幹部らの控訴審が12日に札幌高裁で開かれました。 アインファーマシーズの元社長・酒井雅人被告と元取締役・新山典義被告は、豊平区のKKR札幌医療センター内の調剤薬局設置をめぐり、公契約関係競売入札妨害の罪に問われています。1審の札幌地裁は2人にそれぞれ懲役6カ月執行猶予2年の判決を言い渡していました。 12日の控訴審初公判で、弁護側は「KKRの企画競争は公の入札にあたらない」などと無罪を主張、一方、検察側は控訴の棄却を求めました。 札幌高裁は弁護側が求めた証人尋問などの請求を却下し控訴審は即日結審しました。 判決は来年1月28日に言い渡されます。
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