11月のスーパー販売額は前年比3.5%増=日本チェーンストア協会
[東京 24日 ロイター] - 日本チェーンストア協会が24日発表した11月の全国スーパーマーケット総販売額(47社、9307店)は、店舗調整後で前年比3.5%増の1兆0667億円となった。8月の3.8%増以来の高い伸びだが、物価高により販売量は減少を続けている。 11月は個人消費の鍵を握るサービス関連商品の販売額が1%減少。衣料品は、季節外れの残暑に見舞われた地域があったため、前年比0.2%の増加にとどまった。 主力の食料品は5%の伸びを記録。とりわけ農産品が7.8%増と大きく伸びた。コメ不足後、新米が秋から本格的に出回るようになったが、コメの流通価格が高止まりしていることが影響したとみられる。