「自分にとっての代表作」大原優乃が語る『おいしい給食 Road to イカメシ』
大きな決断をする際に大事にしているのは直感!
――今回、比留川は悩んだ末に人生の決断を下します。大原さん自身は、大きな決断をする際にどんなことを大事にしていますか? 大原 直感ですね。わりと優柔不断な部分もあるんですけど、大きな決断をするときは、直感を信じてスパッと判断することが多いです。それでも悩むことはありますけど、そういうときは日々支えてくださっている近くの人に相談して、自分の考えを整理させてもらっています。 ――いま、女優という仕事の楽しさをどういうところに感じていますか? 大原 お芝居を始めた頃は、私の世間でのイメージに近しい役をいただくことが多かったんですけど、この1年くらいでオファーをいただくキャラクターの幅がグッと広がってきたのを感じています。そういう現場を経験するとすごく刺激的で、悩みは常に尽きないんですけど(苦笑)、毎回現場で悩み続けて、それが苦しくもありつつ楽しいので幸せだなと思います。 ――年齢的にも社会人の役が増えてくるなど、変化の時期だと思いますが、これからやってみたい役、目指す女優像などがあれば教えてください。 大原 自分に近しい役はやり切った感があるので、自分とかけ離れていればいるほど面白いですね。役を自分に寄せるのではなく、役に歩み寄れる役者になりたいと思っています。 やってみたい仕事は、ひとつは声のお仕事をもっとやらせていただきたくて、勉強中です。あとは、個人的に暗い映画が好きなので、そういう作品で、何か重いものを背負っている役を演じてみたいですね。 ――忙しい日々の中でオンとオフの切り替えのために大事にしていることやプライベートでハマっていることはありますか? 大原 お休みの時間も、何かと仕事のためにケアをしなくてはいけない時間がほとんどで、いま、まさに仕事のために節制中なので、ジムに行ったり、メンテナンスを日々やっていますが、その合間に自分の車で好きな音楽をかけながらドライブするのが楽しいですね。 取材・文:黒豆直樹 撮影:川野結李歌 メイク:イワタ ユイナ/YUINA IWATA スタイリスト:德永貴士(SOT)/Takashi Tokunaga(SOT) 『おいしい給食 Road to イカメシ』 5月24日(金)公開 (C)2024「おいしい給食」製作委員会