大阪・関西万博まで4か月 千葉県の“発酵文化”をテーマにシンポジウム
チバテレ(千葉テレビ放送)
2025年4月に開幕する大阪・関西万博で、千葉県は「発酵」をテーマに参加します。 万博の開幕まで4か月となる中、千葉市で12月9日、その「発酵」をテーマにしたシンポジウムが開かれました。 このシンポジウムは、大阪・関西万博への関心を高めてもらおうと開かれました。 シンポジウムでは市立千葉高校出身の生物学者で、大阪・関西万博プロデューサーの福岡伸一さんと熊谷知事が登壇し、万博の魅力やしょう油やみりんなど、県の万博でのテーマ「発酵文化」についてトークセッションを行いました。 この中で熊谷知事は「『食』を通じて、健康と豊かさが根付いている千葉県の魅力を国内外に伝えたい」と万博開催への期待感を述べました。 続くパネルディスカッションでは、酒造りや町おこしなど「発酵」にまつわる取り組みが紹介され、「酒蔵まつり」をきっかけに観光客の数が約17倍に増えた神崎町の成果が報告されました。 大阪・関西万博は2025年4月13日に開幕し、千葉県は8月27日から30日まで「発酵」をテーマにしたブースを出展します。 内閣官房 万博推進本部事務局 井上学 次長 「万博は大阪でやっている遠い存在ではなく、千葉もいろいろな形で参加していることを県民にわかってもらえたと思う。ぜひ多くの人に来てほしい」
チバテレ(千葉テレビ放送)