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北海道北広島市は11月27日、消防職員で構成するスポーツサークルの会費13万3097円を私的に横領したとして、消防署に勤務する30代の男性消防士長を懲戒免職にしたと発表しました。 消防士長は2021年4月から2024年10月までの間、北広島市消防職員らによるスポーツ親睦団体の会計を担当していた際に、団体の会費として集めた金を横領していたということです。 横領した金は、2024年10月30日に全額返済されています。 消防士長は過去にほかの消防職員から数万円を借りていて、この事実を消防が把握し、スポーツサークルの代表に会費の所在を調べるよう指示したことで、横領が発覚しました。 消防士長が横領したのは公金ではなく、この場合の懲戒処分は停職または免職とされていましたが、期間が数年にわたることや指摘されるまで自ら申し出なかったことなどを踏まえ、懲戒免職が相当と決定したということです。 小室秀治消防長は、「高い倫理観と厳正な規律をもって職務に精励するよう取り組んでいく」とコメントしています。