カザフスタンで67人乗り旅客機が地面に衝突・炎上、生存者32人を病院搬送…緊急着陸に失敗情報
ロシアのインターファクス通信などによると、25日午前(日本時間同日午後)、カザフスタン西部アクタウ付近で、緊急着陸を試みたアゼルバイジャン航空の旅客機(乗客乗員67人、エンブラエル190型機)が地面に衝突し、炎上する事故があった。ロイター通信によると、カザフスタン当局は乗員乗客のうち、生存者32人が病院に運ばれたと発表した。 【動画】カザフスタンで72人乗り旅客機が地面に衝突・炎上…緊急着陸に失敗情報
同機はアゼルバイジャンの首都バクーから、露南部チェチェン共和国のグローズヌイに向かっていた。霧のため着陸ができず、目的地をアクタウに変更していたという。機体のシステムに不具合が起き、手動操縦で緊急着陸を試みたものの、失敗したとの情報もある。
在カザフスタン日本大使館によると、現時点で乗客に日本人がいたとの情報は入っていない。タス通信が報じた乗客名簿の内訳では、乗客の多くはアゼルバイジャン人とロシア人で、日本人は含まれていない。