【年金企画】まな板が牛乳パック⁉不要な物は一切買わない節約家に密着!楽しみは“好きなことに時間を使うこと” 「100点!幸せですね」月の半分以上通う“ある場所”とは―
そして、溜めている牛乳パックの使い道は、なんと“まな板”として再利用!徹底した節約っぷりで、不要な物は一切買わないといいます。
■27歳のとき病が発覚…1年間の入院生活の後、数々の資格を取得した努力家
大学卒業後、自動車会社に入社した糠塚さん。約4年が経ち、仕事にも慣れてきた矢先、27歳の時に『結核』が判明。1年間の入院生活を余儀なくされ、会社を辞めざるを得なくなったといいます。
その後、新たな職に就こうと『職業訓練校』の電気科に通い、数々の資格を取得。努力の甲斐あって、1年後にはビル管理の仕事に再就職を果たしました。 (糠塚さん) 「メンテナンスやから、例えば蛍光灯を替えたり、向こうの人のオーダーで配線工事をしたり、トイレが詰まったら、その詰まりを取ったり」 Q.仕事は定年(65歳)までされていたんですか? (糠塚さん) 「そうです、定年までね」
■「逆に時間が足りない」読書に旅行に…年金生活の楽しみは“好きなことに時間を使う”
男一人、働き詰めの毎日を送ってきた糠塚さん。年金生活となった今、“日々の楽しみ”とは…? (糠塚さん) 「“暇”というのは、ないですよね。そこにもあるように、本も図書館で借りたりしていますし、本をある程度見て、テレビも見てという感じで…逆に時間が足りない」 退職したことによって増えた自由な時間は、“自分の好きなこと”に使っています。
また、目的を持たず、一人で“ぶらり旅”をするのが趣味だといいます。 (糠塚さん) 「日帰りで旅行に行きます。四国とか行きますね。あと、伊勢神宮・熱田神宮・蒲郡とか、その辺を日帰りで行ったり。『青春18きっぷ』を使って、あれは春・夏・冬とありますから、年4回ぐらい行く機会もあるし。まあまあ、一日当たり2500円やから」
Q.ちなみに、次の旅の計画は? (糠塚さん) 「やっぱり海外に行きたいね、ヨーロッパとか。海外に行った時期もあったんです」 これまで、シンガポールやタイ・アメリカなど、6か国を旅してきた糠塚さん。「70歳までには、まだ行ったことのない国に行きたい」と話していました。
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