【カーリング】藤沢五月と山口剛史が小学生と交流 給食も共にし“もぐもぐタイム”で笑顔
カーリング女子で18年平昌オリンピック(五輪)から2大会連続メダリストの藤沢五月(33=ロコ・ソラーレ)と、同男子の山口剛史(39=SC軽井沢クラブ)が7日、横浜市立元街小学校でカーリング教室を開いた。 来年2月の日本選手権が横浜BUNTAIで開かれるとあり、この日は同市の小学6年生77人と交流活動を実施。フロアに簡易的なシートを敷き、カーリング形式のゲームなどで楽しんだ。カーリング協会アスリート委員会で委員長を務める藤沢は「あっという間だった。やっているうちに上手になっていった」と感心した様子で子どもたちへ語りかけ、山口も「氷の上でストーンが当たったりした楽しさからカーリングを始めた。それぞれの夢へ向かって、少しずつ成長していってほしい」と呼びかけた。 さらに同小学校では給食もともにした。試合の合間にくだものなどを食べる“もぐもぐタイム”でも注目された藤沢は「私は給食の牛乳が好きだった。牛乳を飲めない友達がいるともらったりしていて。ダメだと思うんですけど、友達と(飲む)速さを競争したりしていたのを思い出した」と声を弾ませ、さらに「(給食で)好きだったのはわかめご飯。海外へ行く時は炊き込みご飯の素を持って行ったりしている」と笑顔で打ち明けた。 子どもたちからエネルギーを受け取った2人は、来冬に26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の選考を兼ねた日本選手権を控える。3大会連続の五輪代表入りが懸かる藤沢は「横浜で開催されるので、地元の街の皆さんとカーリングを盛り上げたい」と意気込み、2大会ぶりの出場を狙う山口も「横浜の皆さんと良いチームワークを築けたので、大会はたくさんの応援団の方がいらっしゃると思う。力をもらえる大会になる」と力を込めた。