「幸せな時間でした」日本ハム・鍵谷陽平が現役引退を発表 16年日本一に貢献 通算419試合登板で防御率3.46
プロ野球・日本ハムは5日、鍵谷陽平投手が今季限りで現役を引退すると発表しました。 北海道七飯町出身の鍵谷投手。北海道の北海高校から中央大学に進み、12年ドラフト3位で日本ハムに入団します。この年のドラフト1位は大谷翔平選手。同期入団として切磋琢磨し、16年には日本一に貢献しました。 【画像】4日試合終了時点でのパ・リーグ順位表 19年途中にトレードで巨人に移籍すると、20年に46試合、21年は59試合に登板。力強い速球を武器に、巨人のブルペン陣を支えました。 23年に戦力外通告を受けると、育成選手として古巣・日本ハムに復帰。7月24日には支配下登録を勝ち取りましたが、ここまで1軍での登板はありませんでした。 鍵谷投手はプロ12年で通算419試合に登板、25勝15敗で84ホールド7セーブをあげ防御率は3.46の成績でした。 鍵谷投手は球団を通じて「今シーズン限りで現役を引退する決断をいたしました。野球を始めて29年間、本当にたくさんの方に支えられ、応援していただき、ここまでプレーする事が出来ました。感謝申し上げます。上手くいかないことばかりでしたが、幸せな時間でした。まだシーズンは残っているので、少しでもファイターズに貢献出来るように全力を尽くします。最後まで応援よろしくお願いします」とコメントしています。