フローレンス・ピュー、多嚢胞性卵巣症候群&子宮内膜症の診断を受け卵子凍結を告白
『ミッドサマー』や『ブラック・ウィドウ』で知られるフローレンス・ピュー(28)が、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と子宮内膜症と診断されたことを告白。将来に向け卵子凍結を行ったことを明かした。 【写真】「フローレンス・ピュー」フォトギャラリー この度フローレンスが、ポッドキャスト『She MD』に出演し、医師のタイ・アリアバディと、インフルエンサーで女性の権利擁護を訴えるメアリー・アリス・ヘイニーと対談し、27歳の時に多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と子宮内膜症と診断されたことを告白した。 当時、突然思い立ってアリアバディ医師の診察を受けたというフローレンスは、卵子の数を検査するよう勧められ、「どういう意味?まだ若いのに、なぜ卵子数検査が必要?」と驚いたそうだ。検査を受けたところ、PCOSと子宮内膜症が分かり、卵子の凍結を勧められたという。 日本産婦人科医会の公式サイトによると、PCOSとは「両側の卵巣が腫大・肥厚・多嚢胞化し、月経異常や不妊に多毛・男性化・肥満などを伴う症候群」と定義される。女性の約5~10%にみられ、一般的な不妊症の原因となっているとされる。一方子宮内膜症は、子宮内膜あるいはその類似組織が子宮外で発育・増殖する疾患。主な症状は、下腹痛、腰痛などの月経時疼(とう)痛で、年齢とともに増悪傾向を示し、月経時以外にも腹痛や排便痛や性交痛を訴えることも多い。同サイトによると、原因不明不妊症患者の約50%に内膜症が存在すると言われているそうだ。 フローレンスはこうした自覚症状があったものの、「女性として普通だと思っていたし、ストレスのある生活を送っているからだと思った。体重の増減もこれが原因だったなんて、考えなかった」と明かしている。 また、「いつかママになりたいと思っているなら、乳房のしこりを見つける方法を学ぶのと同じくらい大切。学校で必修にするのは難しいことじゃない。子供を持てるかどうかの決定要因になりうることだから」と続け、PCOSや不妊について広く語ることの重要性を強調した。