<青の球春・’24センバツ・山梨学院>選手紹介/10止 /山梨
◇得意の変化球、磨く 津島悠翔投手(1年) 昨秋の関東大会準決勝、決勝の2試合に短い回数ながら先発登板し、経験を積んだ。変化球を得意とする左腕は、カーブやスライダーの切れが持ち味。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 「秋は結果を出せなかった。冬は球速を上げるためのトレーニングに取り組んだ」。投球時にボールを放す瞬間に、より力が伝わるよう7キロの鉄球を指で持って上げ下げしたり、上半身の筋力強化を図ったりした。 野球は小1の頃に始めた。「甲子園のマウンドに立つことが夢だった」と、甲子園出場の実績がある山梨学院に進み、仲間と競いながら開幕を待ちわびている。東京都出身。 ◇「1日4食」の成果 滝下翔斗投手(2年) 憧れの甲子園に出場したいと、山梨学院に進んだ。中学時代は軟式で投手をしており、入学当初は硬球に慣れるまで大変だったという。体重が61キロしかなく、食事量を増やしたり、1日4食にしたりして体づくりをした。 今冬のトレーニングで、周りから「体が一回り大きくなった」と言われるほど、成果が出た。130キロ台の直球とスライダーやカーブを武器とする。「甲子園で投げたい」と練習に熱が入る。 実家の近くで釣りをすることが好き。釣り上げたイカやサワラなどを、母にさばいてもらった刺し身が好物だ。長崎県出身。=おわり