【パンクラス】雑賀ヤン坊達也、豪快フックで久米鷹介のアゴを打ち抜く鮮烈KO!リベンジと共に初防衛に成功
パンクラス 総合格闘技イベント『PANCRASE 347』 2024年9月29日(日)東京・立川ステージガーデン ▼メインイベント(第15試合)SAWANNA 提供試合 キング オブ パンクラス チャンピオンシップ ライト級 5分5R 〇雑賀 ヤン坊 達也(DOBUITA/第9代KING OF PANCRASIST) TKO 2R 27秒 ※左フックからの鉄槌連打 ●久米鷹介 (ALIVE/第7代王者) 【フォト&動画】雑賀、久米に鉄槌連打でフィニッシュした瞬間! 両者は21年12月のライト級王座統一戦で対戦しており、当時暫定王者だった雑賀が1Rにダウンを奪うも、正規王者の久米が2Rで腕十字を極めて逆転一本勝ちを飾っている。 雑賀は空手をベースに180cmの長身からの打撃を武器とするストライカーで、キャリア11勝のうち10勝が初回KOという爆発力を持つ。今年3月『PANCRASE 341』のタイトルマッチで当時の王者アキラに挑戦し、1R右ハイキックによるKO勝利で王座を戴冠。5月には『ROAD TO UFC SEASON3』へ参戦したが、韓国のキ・ウォンビンに2R TKO負けを喫した。今回は久米へのリベンジと共に王座の初防衛を目指す。 対する久米は16年9月、徳留一樹とのタイトルマッチで勝利し、第7代ライト級キング・オブ・パンクラシストに。その後3度の防衛に成功した。昨年4月アキラに敗れ王座陥落となったが、今年4月に過去UFCにも参戦した粕谷優介をフルマークで下して再起した。 1R、久米が遠い距離から素早く踏み込み、右ストレートを当てる。さらに久米はシングルレッグに入り、雑賀は一度倒されるがバランスを立て直して上手く立ち上がる。久米は足をかけてもう一度倒すとパウンド、雑賀は再び立って向きを入れ替える。それでも久米はしつこく倒し続け、ケージに押し込む。このラウンドはジャッジ3名が久米を支持。 2R、ステップを踏む久米に雑賀はプレッシャーをかける。久米が左ハイを当てるが、距離が詰まったところで雑賀はパンチ連打。左フックが久米のアゴを打ち抜くと、後方へダウン!追撃の鉄槌を連打したところでレフェリーがストップ。雑賀はケージに登り、雄叫びをあげて喜びを爆発させた。 久米へのリベンジと初防衛に成功した雑賀は「久米さんに負けてから格闘技に真剣に向き合うようになって、そこから全部変わってきました。今日は久米さんにリスペクト込めて全力で挑ませていただきました。本当に久米さんありがとうございます。これで1勝1敗です。久米さんとはヤン坊vs久米3で僕は待ってます。久米さん、またやりましょう。最後に1つ言わせてください、俺がヤン坊だ!」と叫び、久米との完全決着戦を望んだ。