テレビから消えた? りんごちゃんは今…SNSで「激瘦せ!」とバズるも真相は「モリモリ食べて元気」
【あの人は今こうしている】 りんごちゃん(タレント) 2019年、女性らしいかわいい容姿やしぐさながら、男らしい野太い声で武田鉄矢や大友康平の歌マネを披露しブレークしたりんごちゃん。最近は、痩せて美しく変身した姿がネットで話題になっている。りんごちゃん、何があったのか。 【写真】天才子役と呼ばれた斉藤こず恵さんは3年前に22歳年下と“コロナ婚”「イケメンゆえ、最初は詐欺かと…」 ◇ ◇ ◇ りんごちゃんに会ったのは、東京メトロ明治神宮前駅から徒歩5分の、りんごちゃんの窓口となっているモデル事務所。あれ、りんごちゃん、そんなに痩せてはいないような……。 「スポーツ新聞とかが、りんごちゃんのSNSを『激痩せ!』って取り上げてくださるんですけど、ご覧のとおり。変わらずモリモリ食べて、元気です(笑)。自分では、なんで取り上げられてバズるのかわからなくて。ネットニュースのパワーを実感しています」 りんごちゃん、まずはこう言って笑った。 「痩せたといえば、4、5キロは体重が落ちました。でも、りんごちゃんの体重からしたら、肉眼でわかるほどじゃない(笑)。スマホに標準で備わっている編集機能を使っているだけで、特別な技術はもってない。激痩せのウワサが独り歩きしてるのを、楽しんでいます」 激痩せを信じた人からは、「ふくよかなりんごちゃんでいてほしい」「どこに向かっているのか」といった心配する声も上がっている。 「細い=キレイ、かわいい、ではないと思っているので、スーパーモデルのような体形を目指してはいないです。目標を掲げるのもあまり好きじゃないし、別にどっちに行ってもいいと思う。どんな見た目でも、その人はその人だから……と言いながら、来月、急に『痩せよう!』という気持ちになって、スリムな“スリりんご”になるかもしれない。未来のことは誰にもわからない(笑)」
テレビ出演は減少も全国を飛び回って営業中
りんごちゃんとしては、「テレビ出演減少」という声が少し気になる様子だ。 「世間ではテレビ離れって言われていますけど、テレビの影響力は本当にすごいと感じています。そのことについて、考えるときがあって。確かに、りんごちゃんは今、毎日のようにテレビに出てはいない。でも、出るとたくさんの反響があって驚かされています」 忙しさは、ほとんど変わらないという。 「今も全国を飛び回って、営業のお仕事とかをやらせていただいております。23年は新しいことにも挑戦して、舞台に出演したり、同じ青森出身の吉幾三さんの『TSUGARU』の替え歌でCDデビューしたりもして。りんごちゃんはリアルにみなさんに会いに行くのがとても好きで、みんなをサプライズで楽しませることが好きだから、全国のイベントや結婚式のスペシャルゲストとして出て、みんながワーッて驚いてくれるのが幸せの瞬間です」 プライベートの充実はどうだろうか。恋人はできた? 「出会いはそんなにないので、現場のスタッフさんによくキュンキュンしています。あと、SNSのDMに『好きです。結婚を前提に付き合ってください』とかってくると、『もしかして運命の相手かも?』って(笑)。恋をしてワクワクすると輝くと思うので、日々恋をするようにしてますけど、実際に恋人がいるかは想像にお任せしまーす!」 さて、青森県十和田市出身のりんごちゃんは、高校卒業後、テレビタレントを夢見て上京。エキストラなどのアルバイトをしながらチャンスを待ち、14年、「ものまねグランプリ」(日本テレビ系)でデビューした。 19年、「ウチのガヤがすみません!」(日本テレビ系)で、女性らしい容姿・振る舞いから一転、野太い声で武田鉄矢や大友康平の歌マネを披露し、そのギャップで一躍、人気者に。「Yahoo!検索大賞2019」お笑い芸人部門賞を受賞した。 「あの年はジェットコースターに乗ったみたいに、一気にビュンッと加速して、気付いたら毎日バタバタしてた感じ。とにかく、目の前のお仕事を一生懸命やって、うれしさだけがありました。貴重な体験でしたね。お給料は少し上がって、前より少し広いお部屋に引っ越したのが、自分へのご褒美だったかな」 東京都内で1人暮らし。 (取材・文=中野裕子)