千原ジュニアの俳句が故郷・福知山で句碑に TBS「プレバト!!」で夏井いつき氏が絶賛の一句
お笑いタレント、千原ジュニアの句碑がふるさとである京都府福知山市で建てられる。同市の出身で「福知山ドッコイセ大使」である千原ジュニアは、TBS系バラエティー「プレバト!!」でふるさとをお題に詠んだ俳句「故郷(ふるさと)の苜蓿(もくしゅく)の香(か)は濃かりけり」が、番組で俳人の夏井いつきに絶賛された。 「福知山に句碑を建ててもらいたい」とまで言わせたほどで、これを見ていた福知山市内の石材会社が「句碑を無償提供したい」と市に申し出て実現した。市内の名所である福知山城下の「ゆらのガーデン」に建立。このほど、ジュニアが出席のもと「千原ジュニアさん句碑お披露目セレモニー」(除幕式)を開催した。句碑の文字はジュニアさんの直筆で、福知山産の石に彫られている。 雨が降る中での除幕式では、仕掛けが外れてしまうハプニングも。千原ジュニアが後に「ひもだけ外れるとは思わなかったです」と、約100人ほどの観覧者も含め、会場が大笑いとなった。句碑に刻まれた直筆の「故郷の苜蓿の香は濃かりけり」を音読すると、「東京でも苜蓿、クローバーは見ますが、やっぱりふるさとは緑の香りが濃い気がする、という思いを詠ませていただきました」と解説もした。 「芸人で句碑を建てていただいたのは過去いないのでは」と驚きを表しつつ、最後に観覧者に向かって「せっかくなので来てくれた皆さんそれぞれと、句碑を挟んで写真を撮れたらと思ったのですが、よろしいでしょうか?」とサプライズのサービスも提案した。急きょだったが、観覧者1組ずつとのツーショット撮影も行われ、会場は大いにわいていた。 この模様は21日の「プレバト!!」で放送される。今後、自身のYouTubeチャンネルでも紹介される予定。