3600個のキャンドルとライトに浮かぶ「喞筒場(ぽんぷ)施設」
国の文化財に指定されている東京都荒川区の旧三河島汚水処分場喞筒場(ぽんぷ)施設で、3600個のキャンドルを灯すとともに施設をライトアップする「キャンドルナイトin三河島」が開かれた。
キャンドルとライトに浮かぶレンガ施設は幻想的で、来場者らは感嘆の声を上げていた。下水道局の広報担当者は「イベントを通じ、下水道施設について多くの方々に興味をもっていただきたい」と話していた。 同施設は1922年(大正11)3月から運転を開始、1999年(平成11)までの77年間にわたって操業。日本初の近代下水処理場である旧三河島汚水処分場の代表的遺構として、2007年に国の重要文化財(建造物)に指定された。