京葉ボーイズ、コールド勝ちで圧倒 2019年以来の全国制覇を目指す
◆第55回日本少年野球選手権大会 千葉県支部予選 ▽決勝 京葉ボーイ11―4八千代ボーイズ=6回コールド=(6月9日・柏の葉公園野球場) 夏の全国大会・第55回選手権大会(8月2~7日、大阪シティ信用金庫スタジアムほか)の支部予選が各地で行われた。千葉の決勝は3年ぶり6度目の出場を決めていた京葉ボーイズが八千代ボーイズを圧倒。3位の流山ボーイズまでがジャイアンツカップ地区予選に進む。 ※ ※ ※ 5月の関東ボーイズリーグ大会優勝で選手権大会出場を決めていた京葉にとって余裕を持って臨んだ決勝戦は、初回2点を先行され「ピリッとした」(亀井主将)。 すぐさま1点を返し、2回1死一、二塁で亀井が左前安打。二塁走者の遠山が返球がそれる間に生還し同点。バッテリーエラーで勝ち越すと岡村の中前適時打で突き放した。 先発の西川はマウンドが合わないのか制球を乱し3回3失点も、2番手の中野は「ストライクゾーンで勝負できた」と3イニングを1失点。6回には中野の左前2点打、岡村の適時三塁打で加点。最後は木村が右中間へタイムリーを放ちコールド決着だ。 右肩痛のエース・古川がこの試合で復帰予定も「投げる場面がなくなってしまったのが、唯一の誤算」と関口勝己監督(59)。それでも「打線はまんべんなく打てる。けが人が出なければ、全国制覇できる」と海老根優大(現SUBARU)を擁し優勝した2019年以来の頂点に自信を見せた。 【京葉ボーイズ・登録メンバー】※は主将 ▽3年生 ※亀井明輝、古川颯太郎、光永惺音、江尻真澄、深野匠馬、泉原南琉、中野遼、網中陽向、岡村凜太郎、木村瑛太、井上翔真、石崎啓大、次田塁、向後琉生、池田賢伸、日野雄惺 ▽2年生 西川翔真、遠山勇芯
報知新聞社