36年前、本州と北海道を結ぶ「青函トンネル」が開通【今日は何の日?3月13日】
青函トンネル開通の成果
青函トンネル開通の最大の成果は、時間短縮と輸送効率の向上である。 津軽海峡を横断するための所要時間は、青函連絡船が3時間50分(青函連絡船はトンネル開通とともに運行終了)だったのに対し、鉄道では青森~函館間で約2時間、新幹線なら約1時間(新青森~新函館北斗)と大幅な時間削減ができた。 また、連絡船と鉄道の乗り継ぎなしに直通運行が可能となったため、旅客、貨物とも乗り換えと積み替えの不便が解消するとともに、接続待ち合わせに要する時間の短縮も可能に。さらに、連絡船による海上輸送が天候の影響を受けたのに対し、天候に影響されない安定した輸送が可能となったことも大きなメリットである。 青函トンネルでは自動車が通行できないので津軽海峡大橋があればと思うが、長くて深い津軽海峡に橋を渡すには膨大な費用がかかり、また冬季は通行できない期間が予想されるので、採算が取れないために具体的な計画はないようである。一方で、まだ先のことだろうが、自動車用の第二青函トンネルの構想はあるようなので期待したい。 毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。
MotorFan編集部
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