【保険金殺人】無罪主張の男 営んでいた保険会社は「年間の売り上げは5000万円超」経営に問題はなかったと主張 福岡地裁
FBS福岡放送
3年前、福岡県うきは市で叔父を車でひいて殺害し保険金をだまし取った罪に問われている男の裁判です。無罪を主張している男は、当時営んでいた会社の経営に問題はなかったと述べました。 殺人や詐欺などの罪で起訴されているのは、元保険会社社長の松成英一郎被告(57)です。 起訴状によりますと、松成被告は3年前、福岡県うきは市の空き店舗の駐車場で叔父の西村一敏さん、当時64歳を乗用車で複数回ひいて殺害し、事故死したように装って保険金およそ1500万円をだまし取った罪に問われています。 松成被告は5月の初公判で「私は殺害していないし現場にも行っていない」と無罪を主張していました。 12日の被告人質問で、松成被告は当時経営していた保険会社について「年間の売り上げは5000万円を超えていた」として会社の経営に問題はなかったと述べました。