熊本市の仕事始め式が6日行われ、大西一史市長が、大みそかに脱線事故が起きた熊本市電について安全運行の徹底を呼びかけました。 熊本市役所で行われた仕事始め式には、対面とオンライン合わせて約150人の職員が出席しました。大西市長は訓示で、去年の大みそかに起きた熊本市電の脱線事故に触れ、安全運行の徹底を呼びかけました。

脱線した熊本市電の車両(12月31日)

■熊本市 大西一史市長 「大晦日まで市電の脱線ということで、事故がまた起きてしまいました。市民の皆さまが安心して移動していただけるような市電の運行、市電だけでなく市政全般において、市民の皆さまに安心感を与える1年にしたい」 熊本市電では、去年の大みそかに熊本城・市役所前電停と花畑町電停の間でレールのひずみが原因の脱線事故が起き、1月2日まで一部区間の運行を見合わせていました。