鹿島DF植田直通「不甲斐ないシーズンになってしまった」全試合先発で奮闘も…「来年はもちろん優勝狙う」
◆明治安田J1リーグ▽第38節 鹿島3―1町田(8日・カシマ) 鹿島は町田に3―1で快勝し、カシマスタジアムでの今季無敗を守った(10勝9分け)。 * * * DF植田直通は「不甲斐ないシーズンになってしまった。このクラブにいる限り、タイトルは必ず取らなきゃいけない」と1年を振り返った。 最終節は町田に快勝したが、シーズンは5位でフィニッシュ。中盤までは首位争いを演じたが、夏場の失速が響いた。 植田自身はリーグ戦全試合に先発出場。トータル3820分のうち、実に3819分に出場した。新監督の下、センターバックとして、プレーの幅を広げる1年にもなった。 「ポポさん(ポポヴィッチ前監督)から学んだこともたくさんあったし、中後さんになってからも、羽さん(羽田憲司コーチ)が来たり、本当にいろいろな種類の守り方、攻め方を学ばせてもらった」と振り返り「ポポさんとやってきたことで、今日の試合に生きた部分もたくさんあった。無駄なことは何一つないと僕は思います」と言い切った。 来季は新監督の下、タイトル獲得を目指す1年となる。植田は「来年はもちろん優勝を狙う。今までこのクラブに在籍していた選手が残したものを、取り戻さないといけない」と力を込めた。
報知新聞社