95歳おばあちゃんの「みたらし団子」に世界が注目 1本100円…インスタ再生は4000万回超え 70年間毎日コロコロと
CBCテレビ
愛知県西尾市の小さなお団子屋さん。 95歳のおばあちゃんが作る「みたらし団子」が、いま世界で注目を集めています。 【写真を見る】95歳おばあちゃんの「みたらし団子」に世界が注目 1本100円…インスタ再生は4000万回超え 70年間毎日コロコロと 細長く伸ばした生地をのせて、木型でおさえると…コロコロ出てくる16個のお団子。もう70年、毎日こうして団子を作っています。牧敏子さん95歳。 生地は米粉100パーセント。全て手作りです。 (牧敏子さん) 「疲れませんよ、昔からやっているから」 串に通すときには少し平たくします。火が通りやすく、タレがよくのるようにするためです。創業当時からこの形。 ■看板商品は1本100円の「みたらし団子」 愛知県西尾市の和菓子店「盛華堂」。 みたらし団子は店の看板商品、値段は1本100円です。 (客) 「いただきます、やっぱりうまいわ。うまいよ」 (敏子さん) 「真心がこもっとるでな」 (客) 「ここのみたらし団子ふわふわ」 常連のお客さんの目当てはお団子だけではありません。 (客) 「おばあちゃんにいつも会いにくる。おばあちゃん大好きなので、月1くらいで来ています」 ■「あと何買ってくれるだ?」客との会話楽しむ95歳 敏子さんは、来店するお客さんとのおしゃべりが大好き。 (敏子さん)「何本焼きましょう?」 (客)「5本」 (敏子さん)「5本…ちょっと待ってね。5本と?」 (客)「団子5本だけで大丈夫」 (敏子さん)「あと何買ってくれるだ?」 (客)「ハハハ営業ウマいな」 (敏子さん)「きなこおいしいよ」 (客)「じゃあ、きなこ団子1つ」 (敏子さん)「いっぱいきなこかけてあげるでな」 ■保育園のおやつにも登場して30年「この団子で育っています」 地元の人にとってこのお団子は、小さいころから慣れ親しんだ味です。 (客) Qお子さんもよく団子食べる? 「保育園の給食に…給食のおやつに月に1回、ここのお団子が出る。だからみんな保育園の時から食べて『おいしい』って知っている」 実は地元の4つの保育園で月に一度、おやつにこのみたらし団子が出ています。 (白浜保育園 愛知・西尾市) 「きょうのおやつは何ですか?」 「みたらし」 「みたらし団子」 「きょうのおやつはみたらし団子です。おかわりもあります」 「いただきます」 「んふっ(おいしい)」 「うまい」 もう30年も続いているおやつのお団子。多くの人がこれを食べて育ちました。