台風発生が続く可能性 11号に続き 新たな熱帯低気圧が発生か 9月は台風シーズン
越境台風にはならず
なお、ハワイの西を進んでいたトロピカル・ストームHoneが日付変更線をこえて、越境台風になる可能性がありましたが、トロピカル・ストームHoneは2日(月)9時には180度経線に達したものの、台風の基準には達せず、気象庁は熱帯低気圧と解析しました。 ※日本の気象庁とアメリカの気象機関とで、太平洋の台風や熱帯低気圧を監視するエリアが決まっています。日付変更線(経度180度線)の東側、北西太平洋が気象庁の担当エリアで、東側の太平洋北部と中部がアメリカの担当エリアです。アメリカの担当エリアで発生した「ハリケーン」や「トロピカルストーム」が、日付変更線を超えて日本側に入ると、監視の担当がアメリカの気象機関から日本の気象庁に変わり、「台風」と呼ばれるようになります。
日本気象協会 本社 吉田 友海