能登半島地震 死者126人 安否不明222人 住宅約1300棟が全半壊で「被災者生活再建支援法」を適用へ
今月1日に発生した能登半島地震から7日。石川県は7日9時時点で輪島市69人、珠洲市38人など、県内で126人が死亡したと発表しました。また安否が分かっていない人も輪島市で106人、珠洲市で89人など、合わせて222人に上っています。さらに地震でけがをした人は560人が確認されています。 【写真を見る】能登半島地震 死者126人 安否不明222人 住宅約1300棟が全半壊で「被災者生活再建支援法」を適用へ 一方、住宅の被害は、全壊と半壊を合わせて1305棟が確認されていますが、震源に近い輪島市と珠洲市、能登町と、液状化の被害が大きい内灘町では「多数」として詳しい棟数が分かっていません。 こうした状況を受け、石川県は住民の生活を再建するため被災者生活再建支援法を適用することを決めています。支援法の適用により今回の地震で被害を受けた住宅を新たに建設・購入する場合は、全壊で最大300万円、大規模半壊で最大250万円、中規模半壊で最大100万円が支給されます。住宅を補修する場合や賃貸住宅でも支援の対象となるということです。
北陸放送