”裸のボッタス”再び! ヌード写真集めた2024年カレンダーの発売で2000万円以上の寄付金を集める
F1ドライバーのバルテリ・ボッタスは、自身のヌード写真を使ったカレンダーを発売。チャリティのため、多くの寄付金を集めた。 【ハイライト】F1 2023最終戦アブダビGP 決勝 昨年、大自然の中で素っ裸となり、コロラド州のアスペンにある川を泳ぐ写真をSNSに投稿したことで大きな話題となったボッタス。自身のお尻が映った写真をチャリティとして販売し、約680万円の寄付金を集めた。 ボッタスの新たな試みが、ヌードカレンダーの発売だ。昨年ボッタスが販売した写真に関心を持った、写真家のポール・リプケが企画した。 ボッタスのWEBサイトで販売されたカレンダーは、1万部がすぐさま完売。その後増刷されたが、残念ながらすでに売り切れとなっている。販売ページのサンプル画像にモザイクがかかっているのがなんともシュールだ。 カレンダー発売の目的はチャリティであり、前立腺がん研究を行なう『Movember』に寄付される。 ボッタスは、チャリティのための資金集めが目的であることを保証されるまで、母親がボッタスの”ストリップ”に戸惑っていたことも認めている。 ボッタスは木曜日にソーシャルメディアへの投稿で、このプロジェクトがいかに成功したかを明かした。 「11月はたくさんのサポートをありがとう」 「寄付金とカレンダーで、僕たちはMovemberのためにかなりの額を集めた。つまり、僕たちは本当に多くの人々の命を助け、救うことができたんだ」 「最終的な数字は数日中に計算できるけど、15万ドル(約2200万円)ほどの寄付が集まったことになる」 カレンダーの企画が持ち上がった経緯について、ボッタスは次のように付け加えた。 「昨年、アスペンで撮ったこの1枚の写真を発表したところ、かなり好評だった」 「そして、実際にかなりの資金が集まったんだ。リプケとはいろいろなことを一緒にやっていて、写真家の彼は親友なんだ。そして、『もし、フルカレンダーが全部あったらどうだろう』と冗談を言い始めたんだ」 「『Movember』月間である11月に近付くに連れて、僕たちは本当に素晴らしいことができるのではないかと考え始めた」 「そして、やってみることに決めたんだ。チャリティのためにね。主に前立腺がんの研究のために使われる。いい動機だと思う」 「Movemberはかなり力を入れている。身近にそういう問題を抱えている人が何人かいる」 「多くの人がそのようなことを話すことを恐れていると思う。だから僕は、自分自身をさらけ出して、模範になろうとしたんだ。人間の身体だから、恥ずかしがる必要はないんだ」 友人や家族の反応について聞かれたボッタスは、それが有意義な試みであることを母親に納得させる必要があったことを認めた。 「まあ、母親からメッセージをもらったよ」 「『なにこれ?』っていう感じだった。彼女は英語もそれほど理解できないし、僕が投稿したビデオをいくつか見たんだけど、かなり混乱していた。『本当にそれでいいの?』って僕を守ってくれたんだ」 「だから僕はチャリティのためであって、大丈夫だと説明したんだ。彼女は他の人と同じく『どうしてそんなことをしたの? なぜお尻を見せたいんだ?』って聞いてきたよ。みんな、チャリティのことを説明したら納得してくれた。 「想像できるだろうけど、あれを作ったり、写真を撮ったりするのはとても楽しかった」 「月曜日に(ラスベガスで)アートギャラリーを開いたんだけど、そこに来ていた人たちは、何が起こるのか全然分かっていなかったんだ」 「僕たちが全ての写真を順を追って見せ始めると、彼らは『ここで何が起こっているんだ?』って顔だった。でもそのうちこれは面白いし、チャリティのためなんだとわかってくれた。楽しかったよ」
Adam Cooper