エステートのみとなるフォルクスワーゲンの新型パサート(B9)後部座席に座ってこれほど楽しかったことはない!
サイズ一覧: 全長: 4917mm 全幅: 1849mm 全高: 1521mm ホイールベース: 283mm ラゲッジコンパートメント: 最大690~1920リットル
2つの新型プラグインハイブリッドと新型ディーゼル
VWは「パサート」のエンジンレンジを徐々に拡大している。今回発表されたプラグインハイブリッドと2種類の新型ディーゼルが選択可能となった。 まずはセミエレクトリックドライブから: システム出力204馬力と272馬力の2つの新しいプラグインハイブリッドが、この大型エステートをEカーの代替車とする。どちらのバージョンも、おなじみの1.5 TSIエンジンを搭載し、それぞれ150馬力と177馬力を発揮する。標準DC充電オプション(50kW)または三相AC充電(11kW)付きの19.7kWhバッテリーも搭載されている。これにより、パサートは約120kmの純粋な電動走行が可能になる。
ディーゼルエンジンの選択肢も増えた。エントリーモデルは122馬力のディーゼルとなった。新しいトップディーゼルは193馬力を発揮し、常に全輪駆動となる。これと最大牽引能力2.2トンにより、牽引車としても興味深い。以前から選択可能なのは、現在唯一のプラグなしガソリンエンジン150馬力と同出力のディーゼルである。すべてのエンジンはデュアルクラッチ式である。
最新世代のインフォテインメント
「パサート」のステアリングホイールは、ボタン付きのマルチファンクションステアリングホイール。これこそVWのあるべき姿だ。また、デジタルメーター(10.25インチ)と12.9インチのセンターディスプレイを備えたモダンなコックピットも標準装備されている。写真の車両には、追加料金で大型のものが装着された。これは15インチで、いずれにせよ中央のディスプレイには「MQB」用の最新インフォテインメントユニットである「MIB 4」の内容が表示される。
App-Connectがアップルやアンドロイド端末との接続を確立し、画面上部にはダイレクト選択ボタンを備えた設定可能なバー、下部にはクライメートコントロールバーが常に表示される。その間には、新しい音声アシスタント IDA”を含むカスタマイズ可能なホームスクリーンのためのスペースがまだ十分にある。おなじみの温度とボリュームのタッチスライダー(照明付き)はスクリーンの下部にある。 センターコンソールは整然としている。ここにあるのは、スタートボタン、パーキングブレーキ、収納スペースなど、必要なものだけだ。ギアセレクターレバーはステアリングコラムに移動し、IDモデルと同じようにD、N、Rに傾けられる。フロントガラスワイパーのコントロールはウインカーレバーの中にある。