【バレー】群馬グリーンウイングス・髙相みな実「どんな状況でも立ち向かっていくことが自分の役割」、道下ひなの「V2で長くはプレーしない、その気持ちで群馬に来た」 SV女子
●道下ひなの選手(ミドルブロッカー)
自分としては3シーズンぶりにトップカテゴリーに戻ってこれました。懐かしいな、戻ってきたなという気持ちを抱いて今日を迎えています。 監督から「この舞台に戻ってきた喜びをコートで表現して欲しい」という言葉をいただいています。 プレーとしてはまだまだの部分もあるのですけれども、今日まで努力してきた部分を少し出せたと感じていますし、まだ成長できる部分も見つけることができました。 これからの43試合をより良いものにできるように頑張っていきたいです。 たくさんの方に開幕戦の応援に来ていただきました。それだけでなく、配信を見てくださっている方もいると思います。 皆さんの期待に応えるには結果で返すしかないと思っています。勝利を皆さんに届けられるように全員で頑張っていきたいです。
――道下選手はかつてV1のKUROBEアクアフェアリーズから移籍加入。個人成績も優秀でした。自分の力で群馬を上に引き上げたいという気持ちもあったと思います。ようやく望む場所に来ましたね。 道下:移籍したときに監督にも言いました。「V2で長くやる気はない」と。 自分は絶対に群馬を1部に昇格させるという気持ちでここに来ました。 その想いでV2で2シーズンを経験しましたが、入替戦では勝つことができずに今この場にいます。 自分たちの実力でSVリーグに上がったというよりは、フロントスタッフのみなさん、運営のみなさんのおかげで自分たちはこのSVリーグという舞台に立たせていただいているという気持ちです。 その恩を返すためには結果しかありません。SVリーグでも戦えるという力を見せるしかない。 自分とかアスさん(髙相選手)とかV1で戦った経験のある選手が先頭に立って「自分たちはやれるんだ」ということを示さなければと思っています。 みんなが勇気を持って試合に挑めるように貢献していきたいと思っています。
●髙相みな実選手(アウトサイドヒッター)
ホームゲームでの開幕戦。いろんな方の協力があって無事に開催できました。すごくありがたく思っています。 群馬のユニフォームを着て初めての試合になりました。とても楽しくワクワクして、良い緊張感で臨むことができました。 プレーを振り返ると、取りたいところで取り切れなかったのが反省点でした。 大事なところで決めきることができないとこのリーグでは戦っていけないと思います。そこがすごく課題として残った試合でした。 チームとしても競った場面でどれだけ落ち着いてゲームを運べるかということが大事だと思います。 これからも格上とか格下とか言われることはあると思うんですけれども、まずは自分たちのできることを淡々とやることが求められます。 一生懸命ボールを追いかけて頑張っていきたいと思います。 ――髙相選手は今シーズン移籍加入。決意を持って群馬にやってきたと思っています。 先ほどのコメントで「やるべきことを淡々と」とおっしゃっていましたが、コートの中で一番熱い姿を見せてくれたのは髙相選手だったと思っています。 今日の試合、どういう気持ちで何を成し遂げようと思ってコートに入った? 髙相:群馬グリーンウィングスに入団させていただいたこと、そのことにすごく感謝しています。まずはその感謝の気持ちをコートで体現したいと思っていました。 受け入れてくれたチームメイトみんなにもすごく感謝しています。コートに入れるのはリベロも含めて7人なんですけれども、ベンチにいる選手や、メンバーから外れてしまった選手の気持ちも背負ってプレーしようと思っていました。
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